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不祥事とは?/ アイフル

[ 619] 不祥事発生の構造
[引用サイト]  http://home.att.ne.jp/sea/tkn/Issues/Issue-Fushoji.htm

2000年12月18日に「なぜ最近不祥事が多発しているのか」、について産経新聞から取材に来てもらったので、自分が考えるところを簡単にまとめて説明しました。その時に用意した資料が単純でわかりやすくできていましたので、折角だからここに載せておこう、というものです。
なお「ゾンビ」というのはちょっと口を滑らせてしまった失言で、政治的に正しい表現は「目的意識/志を喪失した自律的でないサラリーマン経営者/社員」です。
一見種々雑多に見える組織不祥事を落ち着いて眺めていくと、いくつかのタイプが浮かび上がってきます。これを更に原因別に括っていくと最終的に、次の2つに集約できます。
例)バブルのときに不十分なリスク評価で不動産担保融資を拡大、安さにこだわり消費者ニーズの変化についていけなかったスーパー、債務者に「腎臓売れ」と迫る取り立て、交際費の個人的費消、政治家のパーティーで自分の愛人の演歌歌手のCDを配る、不良債権化防止のための追貸し、粉飾決算指示、部下への盗聴指示、等
組織目的が「正しい」ものであっても、その目的を実現する過程で遭遇する「リスク」を適切に取り扱う仕組み(リスクマネジメント/統制)が確立されていない組織は、遅かれ早かれ痛手をこうむることになります。
不祥事が発生するとともするとチェックシステムを云々するだけでお茶を濁してしまいがちですが、本当のところより根幹にある実行者の問題を放置したままでの不祥事防止は画餅に帰するものといえます。(喉元過ぎたらすぐに熱さを忘れてしまう)。
ただ組織や社会も所詮は個人が集まって作っているもので、結局個人レベルの問題点の反映でしかありません。曼荼羅的な大宇宙と小宇宙です。
仮に不祥事が発生したとしても、それを世間の目から隠しとおせたならば、組織にとっての評判リスクや役員に対する責任追及等のリスクの顕在化は抑えられることになります。
臭いものにフタを被せることがやり難くなってしまった以上は、これを根元から断つ、つまり不祥事を発生させない、ことを考えていかなければなりません。
株主オンブズマンは株主の地位を高め、企業の違法・不正な行為を是正し、健全な企業活動を推奨する目的で1996年2月に大阪市で設立された市民団体です.会員は弁護士・公認会計士などの専門家と株主および市民で構成しています.
流行への追随、ブランド志向、指示待ち族、フリーター増加、経済偏重、大学の位置付け、将来への想像力欠如、臭い物にフタ/先送り/隠蔽行動、自分の生き様に対する自信・誇りの喪失、オヤジの地位低下、オウムその他の新興宗教蔓延、モラトリアム、サラリーマン志望、指示待ち族、自分の意見を表明しない、(いじめられたくない一心で)いじめへの加担、他国からの圧力に屈して自国教科書の自虐的記述維持継続(国民のマインドコントロール)工作する外務省
援助交際、青少年の非行/マナー等見てみぬ振り、青少年間での恐喝の横行・連鎖、おやじ狩り、産業廃棄物不法投棄、雇用関係維持のみが目的化の無能・無気力な中高年窓際族/リストラ予備軍、不祥事隠し、会社交際費での飲食・ゴルフ、645兆円もの借金財政の下でなお景気対策を要求し続ける経済団体、それに応える政治家、参院選に危機感を募らせた自民党の公的資金を使った株価対策(国を挙げての粉飾決算)案、KSD等政府関連団体における天下り官僚による公私混同行為
いじめ、異質分子排除、動物/幼児虐待、ホームレス襲撃、17歳の犯罪、エゴ中心発想(個人と社会とのつながりに考え至らない)、引きこもり、心の病増加、悩みを相談できる友達(親、他)がいない、友人の家でテレビゲーム/漫画という遊びスタイル、屋外で集団で遊ぶことができない
犯罪発生率増加、ストーカー増加、ジコチュー増加、キレる子供、自分が注意を受けたときの逆ギレ、学級崩壊、大学授業中や成人式における私語/ケータイ、自殺増加、暴走族悪質化、家庭内暴力、幼児虐待
事の結果がどのような影響をもつか想像できない(各種不祥事)、大局観と戦略思考の欠如(ゴーンさんが来るまで自力で問題解決できない体質)、立場と面子への拘泥(民主党の憲法論議等)、サラ金/多重債務者増加、東京一極集中(高コスト/高リスク社会)、強い政治不信を示しながら投票率は低い有権者、学校教育に強い不信を示しながらPTAに参加しない親
ここにあげた種々の現象はこれら根元的問題点の存在と深刻さの程度を監視するための指標として見ることができます。
不祥事発生原因が個人の気の持ちようの部分にあるとするなら、その防止の最善策は個人レベルの自律性向上ということになります。
一、小中学校で二週間、高校で一カ月の共同生活による奉仕活動を実施。将来的に十八歳以上の青年が一定期間行うことを検討
第一にガバナンス構造を点検し、特に取締役会機能と執行機能とを分断しトップ暴走のリスクを抑制すること
組織内の透明性を高め問題行動はすぐに他者の知るところとなる仕組み(モニタリングシステム、社内目安箱、ホットライン等)
経営者市場の整備: 経営者の競争の促進、不適格な経営者の交代を容易にする、国内からゴーンさんが生まれてくる土壌作り
最近、不祥事発生はマクロレベルで人口問題と連関しているのではないか、人口増加が実は不祥事の重要なリスク要因/指標ではないか、と漠然と考え、セミナー等でも何回かそんな話をしているうちに、結構もっともらしく思われてきたので、このサイトでも紹介しようかな、というものです。
人類は、300万年前に2足歩行を開始して後、道具を使い、頭脳を発達させ、狩猟→農耕→産業革命→IT革命、といった「革新」を積み上げ、今や地球上の食物連鎖の頂点に君臨し、他の種が生存の場を奪われ次々に絶滅していく中、この世の春を謳歌しています。
技術革新と高度の分業に基づいて作り上げられた洗練された社会システムが、食料を含む生産性を増強し、これだけの人口を養う基盤を提供しています。リスクマネジメントの観点から、これに関して次の2つの効果を指摘できます。
コントロール手段の強化: 1万年前に深刻な脅威であった他の動物に襲われるリスクや病気等に対する処方箋を得た。もちろん新しいリスクに対しても新しい技術を活用して有効・効率的なコントロール手段が開発されている。
固有リスクの増大: 高度に洗練された社会システムの歯車は、これがちょっと狂うことで社会面や実物面に大きな損害を生じる新たなリスクを生み出した。
高度なテクノロジーを活用すれば、一人当たりの生み出す成果は大きくなるが、日常業務において人目につかないブラックボックス領域は必然的に拡大し、これが不正・誤謬の温床となる。(総身に知恵が回りかねる)。
より極端なケースとして、高度の技術や分業体制が、戦争・テロ等人間同士の対立の中で相手方に攻撃を仕掛ける手段として利用されるリスクが高まった。(人類全体レベルで見れば、自分自身の生存基盤を致命的に破壊できる道具立てを保持し、これを実際に使ってしまうリスク)。
最近の不祥事を眺めているとその多くが、「便利さ」と同時に出現したリスク要因(気付くのはどうしても半歩遅れになります)の顕在化として説明できます。
2050年の人口は90億人ということですから、組織(あるいは人間社会)は、今後更に革新を積み上げてより高度な分業体制を敷くことで、生産性を向上していかなければなりません。
これまで以上に大きなリスクを抱え込むことが不可避的だ、ということになれば、「不祥事」の発生可能性は固有リスクレベルで益々高まっていきます。
ミクロレベルではつべこべ言っていても仕方がないので、各社が他社より優れたリスクマネジメントを整備・運用することで生き残りを図る競争が展開されることになるでしょう。
コンプライアンス・・・法規制がどんどん複雑化し錯綜する環境に対応し、リスクマネジメントの観点から組織活動の各局面における適用法令を識別し、遵守体制を整備・運用する
リスクがどんどん積みあがって民間組織が途方にくれている状況なわけですから、公共部門はまず土俵を見直し、デコボコや夾雑物を取り除き、相撲のとりやすい整理整頓された環境を用意することを考えるべきです。
リスクの識別評価・・・国家ビジョンに基づき現在・将来の社会経済や安全保障における深刻な脅威を識別評価し優先順位付けする
規制をゼロベースでリエンジニアリングする・・・規制緩和、縦割り行政見直し、ルールベースではなく原則ベースの制度構築、自己責任原則の徹底、セーフティネットの整備、諸外国の規制との平仄あわせ、他
規制の新規導入の際には無意味な負担を民間に強いることのないよう、事前に費用効果分析/他の規制とのバランス等を全体として検証する仕組みの導入・・・緊急対応とのバランスをどうとるかは微妙な問題(エンロン/ワールドコムが発生した当時は多少問題があってもSOX法を早急に仕上げなければならなかった)
本題である「人口問題関連リスクをどこまで膨らましながら抱え込んでいけるのか」については、様々な意見がありえます。
この問題はマルサスの時代から繰り返し警鐘が鳴らされてきたが、現在までのところ何とかなっている。今後も何とかなるだろう。天が落ちてくることを心配したって仕方がない。
何とかならなかった場合のリスクシナリオは結構すごいものと予想されるので、(何せ文字通り生きるか死ぬかの生存基盤資源の分捕りあいなので・・・)、マクロレベルでも適切なリスクマネジメントは不可欠である。
民主主義、人権尊重、自由、平等、ヒューマニズム、弱者保護、平和、といったことが絶対価値として称揚される世界で、人口問題はなんとも取り扱いの難しいテーマではあります。
ただ、この問題はダチョウのように地面の中に頭を突っ込んでいれば解決するとは思えず、時間が経てば経つほど利用可能手段が限られてくるので、そろそろ覚悟を決めて何らかの具体的行動をとった方が賢明と思われますが、さて・・・。
地球のうえの自然条件は、場所によってずいぶんちがう。狩猟・採集さえ不可能なところがいっぱいある。そういう地域を除外して、まあ、人間が生きてゆける、という面積から逆算してみると、地球の、ありのままの自然がやしなうことのできる人間の数は一千万人がせいぜいだ。つまり、木の実をひろい、ウサギをつかまえ−といった自然社会の段階にとどまるかぎり、地球上の人口は、一千万人を生態学的な上限とする。
わたしは、このあいだ、つれづれなるままに、人類の人口変化をしらべて方眼紙にグラフをかいてみた。かいてみて、おどろいた。一万年というスケールをとってみると、人口のカーブは紀元前六千年から紀元後千七百年まで、えらくゆっくりと上昇しているだけで、ほとんど横ばいのようにみえるのだが、十七世紀からこんにちまでの三百年ほどのあいだに、突如として急カーブになるのである。その曲がりかたは、直角にちかい。ずっとつづいた水平線が、いきなり垂直線になってしまうのである。紀元前三十世紀の人口が一億。紀元後十七世紀で五億、それが二十世紀なかばに二十五億。暇のあるかたは、千年をひと目盛にしてこのグラフをつくってみるとよい。その劇的な変化は、すくなからず感動的なのである。
もしもグラフ用紙に余裕があれば、人口学者がいまから百年後に予想している人類の人口、六十七億人をも書き加えてみるとよい。水平線から垂直線への移行は、さらにシャープなすがたをみせてくれるであろう。
人口が順調に増加してきたように見える人類の歴史だが、紀元元年にはすでに地球上の人口は二〜四億人に達していた12。人間の長い歴史から見ればつい最近まで、つまり17世紀までは五億人を越えることはなかった。60億人に達しようとしている今日から見ると不思議に思うかもしれないが、人類の歴史を100万年としても人類の誕生から17世紀までは、極めてわずかな人口増加率だったのである。気の遠くなるような長い期間を考えれば、その間の各一年の人口増加率は零だったと言っても過言ではない。つまり女性は、その一生で二人以上の子供を産んだかも知れないが、成人したのはやっと二人しかいなかったのである。
しかし、突如として18世紀から、人口が驚異的にしかも急激に増え始めた。100万年間の人口増加をグラフに描くと、水平線からいきなり直角に上昇する逆L型の図形になってしまう。紀元以前の水平線の部分を捨てて、元年からの変化をグラフにしても、急激な変化に違いはない。表されるグラフは、離陸したジェット戦闘機の上昇曲線のように、水平から垂直へと急激に増加した図形になる13。急激な人口増加の理由は、言うまでもなく工業という新しい産業の出現によるのである。
有形のリスクマネジメント施策は明らかな成果を生み出している: 不正被害にあった組織では、従業員スクリーニングから意識向上策まで実践的な不正対策を講じているが、被害にあっていない組織では企業倫理規則等の消極的な施策にとどまっている
不正防止策としてほとんどの組織で企業行動規範を確立している、また新規採用にあたってのレファレンスチェックを実施している

 

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