レポートとは？/ アイフル
[ 595] 小論文の書き方・レポートの書き方 論文の書き方
[引用サイト] http://shouronbun.com/
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筆者は教授待遇の客員講師としてこちらの大学院の通信講座で開講以来、講師を務めています。半年を一学期として、各学期末には筆者の講義を受講した学生のレポートの審査を行うのです。 しかしどうも内容以前の問題が目に付きます。小論文やレポートの書き方に問題があって、論文の形になっていないものが多いのです。本来大学院生ですから、自分の主張したい点を明確にした上で、読者に対して説得力のある議論を展開しなくてはいけません。ところが、何を論点にしているのかわからない、単なる講義の感想文になってしまっているものがかなりあります。 これが毎年のように繰り返されるわけです。現在では「大学院生に論文の書き方の基礎から教えなくてはならない」というのが現実だと認識しています。 とは言っても限られた時間で学生一人一人に小論文の書き方を指導することは困難です。また「参考書を丸ごと読みなさい」と言っても、参考書は「多くのことが書きすぎてある」傾向があって、時間も無駄になります。そこで、小論文やレポートの書き方の要点だけ簡単に示そうと考えてこのサイトを作りました。 筆者も最初から論文の書き方を理解していたわけではありません。大学の卒論も今から思い起こせば、論の組み方はお粗末なものであったと言わざるを得ません。筆者が論文というものは何か、というのがわかったのは、かつての上司に勧められて読んだ論文の書き方という本と、オーストラリアの大学院に入学して受けた指導があったからであると思います。 このサイトで紹介するのはあくまでも小論文の書き方、レポートの書き方のコツです。大部の修士論文や博士論文の書き方などは念頭においていません。筆者はそこまで担当していませんので。また、特定の学会や大学などの論文の体裁をサポートしているわけでもありません。論文のフォーマットにかなり違いがあり、把握は不可能だからです。あくまでも短い論文やレポートを、いかにしてわかりやすく、説得力があるように仕上げるか、という基本やコツについてだけを、一般論として解説しています。 小論文の書き方・レポートの書き方の参考書には「テーマの選び方」といったことまでサポートしているものがありますが、このサイトでは、テーマは既にあるもの、と想定しています。テーマが選べないうちには論文は書けないでしょう。だって書くことがない、あるいは書けるほどに煮詰まっていない、ということですから。筆者はそこまで親切ではありませんので、あらかじめご了承ください。 このサイトでは論文の添削サービスなどは行っておりません。大学院で教えていても、学生一人ひとりの論文添削までは負担が大きくてできないのが実際です。 その一方で、論文が上達するためには数多く書いて、厳しい添削を受けるのが一番です。もし大学やその他の学校で論文指導・論文添削を受ける機会があるならぜひ受けてください。受験用の小論文ならば、予備校やその他の添削サービスがあると思います。社会人のレポートであれば、投資のつもりで論文・レポートの添削サービスを利用してみるのも良いかと思います。 論文の書き方に自信のある方は、ご自分で論文の書き方の指導をおこなうというオプションもあります。最近立ち上げられたおしえるまなべる.netでは、得意分野のある人が登録して、指導を求める人を待つことができます。 |
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