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あそことは?/ アイフル

[ 499] 私のあそこはベートーヴェン
[引用サイト]  http://ameblo.jp/otamajyakusi/

365日間で1500回の射精を試みる真性童貞。一日最低四回自慰をするという過激な試みの中、果たしてニルヴァーナには辿り着けるのか?今、ホモ・サピエンスの限界がここに示される!
酷使されたカラダは7時間の睡眠では満足していないらしく、筋肉痛になった両足とひどい頭痛がする頭は私をベッドに押さえつけようと必死でした。
まさかの勘違いぶりを存分に発揮しながらヨロヨロとベッドから降りると、てっきり死んだと思っていた部位が話しかけてきました。
そう言う風に書けば少しは聞こえがいい(?)のかもしれませんが、全てが終わった今、私はこの1年間を「オナニー」の一言で片付けていいのか疑問に思います。
つまり、私がたくさんオナニーをしたからと言って、それが「良いオナニー」であったか「悪いオナニー」であったかはまた別の話だと思うのです。
『私のあそこはベートーヴェン』を始めた当初、私は1日4発の射精ノルマに耐えきれず愚痴ばかりを零していました。
企画のためとは言え、その根底にあるオナニーを早々に楽しめなくなった私に用意されたのは、精子と時間だけが奪われる苦痛の日々。
「ブログを読んでくれている方々のために頑張る。」と言う言葉は単なる責任転換でしかなく、オナニーを「やらなきゃいけない事」にするために無理矢理発していたのだと思います。
オナニーをやらなきゃいけない事と思った瞬間、「良いオナニー」をして気持ちよくなる事は永遠にありません。
童貞の私が言えたセリフではありませんが、「良いオナニー」ができない人は「良いセックス」もできないと思います。
知らず知らずの内に「悪いオナニー」ばかりを繰り返していた私ですが、先日の11月12日に転機が訪れました。
数時間前に1年間1500回や自己記録更新のプレッシャーからも解き放たれ、考えもしなかった50発目が視野に飛び込んできた瞬間、私の胸がドキドキし始めました。
もしも向いのマンションの人が双眼鏡で覗いていたら、何ともおぞましい光景に写ったと思いますが、そんな事はどうでもいいのです。
1500発分の精子たちの死が無駄にならない様にするためにも、オナニーができなくなるまで、私はその事を決して忘れません。
私が精子だった頃、私と同じ様な精子が周りに何億匹と居たように、人間になった今だって、きっと私は一人ぼっちじゃない。
もしもお互いの最高のオナニーで楽しませ合える事ができたら、もはやそれは最高のオナニーではなく最高のセックスです。
みなみ「うん。朝が来たら私が起こしてあげるから、ゆっくり休んで。挨拶が少しぐらい遅れても、きっと皆許してくれるわよ。」

 

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