目白押しとは？/ スタッフィ
[ 313] 今年の秋はゲームイベント目白押し・経産省も参入で現場は混乱？ デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
[引用サイト] http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000017082007
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TOPビジネスインターネットセキュリティーPC＆デジタルカメラデジタル家電&エンタメモバイルトレンド展示会リポート 15日に本格オープンした公式サイトの説明によると、コ・フェスタは「ゲーム、アニメ、マンガ・キャラクター、音楽、放送、映画といったコンテンツ産業に関わる各種イベントを連携して開催する世界最大級の統合的コンテンツフェスティバル」になるという。今年は９月から10月にかけて、様々なコンテンツに関するイベントが続くことになる。 ただ、東京ゲームショウの前後はほかにも多数のイベントが様々な形態で予定されており、情報も錯綜しているため何がいつ行われるのかわかりにくいことになっている。すでに申し込みが開始されていたり、受付の締め切りがあったりするものもあるため、ゲーム関係だけに絞って東京ゲームショウ前後の特に講演に関連するイベントを整理して紹介しよう。 その他の有料講演では、オンラインゲームやプロモーション、ファイナンス、携帯電話向けタイトルなどの動向について解説がある。 ２日目の21日には無料で聞くことができる海外招待者のセッションが予定されており、ゲーム視聴率という考え方を提案する米調査会社のニールセンや仏有力ゲームパブリッシャーＵＢＩの設立者でもあるミッシェル・ギユモ氏による講演が予定されている。 一方、コ・フェスタのイベントは経済産業省が主催者で申し込みも別とややこしいのだが、21日には東京ゲームショウ会場の幕張メッセ近くの「ホテルニューオータニ幕張」で、無料の「コ・フェスタ フォーラム ｉｎ ＴＧＳ」が３セッション予定されている。「Ｘｂｏｘ」関連のセッションでは筆者がモデレーターを務める予定である。 ＤｉＧＲＡはすべて有料。基調講演ではオンラインゲームの仮想世界を国民総生産（ＧＮＰ）換算して現実世界の実体経済と比較した経済学者のエドワード・カストロノヴァ氏（インディアナ大学テレコミュニケーション学部准教授）や、ゲームの社会利用を進める「シリアスゲーム」の研究者であり、著書「テレビゲーム教育論」が出版されたばかりのマーク ・プレンスキー氏、ファミコンやスーパーファミコンのハード設計者として知られる上村雅之氏（立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、任天堂アドバイザー）や「パックマン」の生みの親でもある岩谷徹氏（東京工芸大学芸術学部教授）などが登壇する。 ＣＥＤＥＣは、約90セッションの講演が予定されているが、基調講演については無料だ。セガの生え抜きの開発者でもある小口久雄副社長、「大航海時代Ｏｎｌｉｎｅ」のプロデューサーとしても知られるコーエーの松原健二社長兼ＣＯＯ、ゲーム雑誌「ファミ通」の顔でもあるエンターブレインの浜村弘一社長といった顔ぶれが予定されている。 ＣＥＤＥＣはセッションについてもスポンサー主催ものは無料で公開される。ゲームの最新の開発ツールについて多数の企業のプレゼンを聞くことができる。もちろん、有料のセッションでは、開発者による講演が多数予定されるなど充実している。 また、24日と25日には「ＣＥＤＥＣ／コ・フェスタ ゲーム開発者セミナー」がやはり経済産業省の主催で参加費無料で開催される予定だ。正式なアナウンスは20日以降になるようだが、24日は海外のゲーム開発者を招待しての講演で構成される予定だ。講演者はこのコラムでも取り上げたことがあるが北米オンラインゲーム産業で発言がたびたび注目されるラフ・コスター氏、エレクトロニックアーツの「Ｗｉｉ」向けタイトルの目玉ともいえる「ぼくとシムのまち」を開発しているロビン・ハニキ氏などだ。 ＜拡大＞首都圏の各地で多数のイベントが開催される。コ・フェスタのサイトより ゲーム関係だけでも、東京ゲームショウからの10日間に多数の講演が予定されているが、このあと10月に入って行われる映画系イベントでも、まだ多くは正式にアナウンスされていないがゲーム関係者の講演が予定されている。 私自身も複数のイベント運営に関わっており、準備は進行中だ。ただ、コ・フェスタ全体でみると進行は若干混乱気味で、まだ未決定の部分も多い。コ・フェスタ公式サイトも、すべての情報に簡単にアクセスできるようにはなっておらず、イベントの全貌はまだ正確に把握することはできない。 コ・フェスタは、日本のコンテンツを国内外で売れるように育てるという大きな目的を持っている。９月下旬から10月にかけて集中して開催することで、他産業との交流をはかり、産学連携などを推し進めるきっかけを作り、人材育成にもつなげる狙いだ。 とはいえ、一口にコンテンツ産業といっても、ゲームやアニメ、映画などは、現実にはかなり業種が異なる側面があり、果たして統合的な効果が出るかどうかは、10月が終わってみないとわからない。 個人的な印象としては、毎年東京ゲームショウが近づくこの時期から海外の開発関係者からの問い合わせが増えていくが、今年はコ・フェスタが絡んでイベントや日程がかなり複雑なことを理解している海外のゲーム関係者は現時点ではいないだろう。 また、期間中に講演の量が増えることは悪いことではないが、量が多すぎて消化不良にならなければよいと思っている。単に量を増やすだけで人が育つというのは、少し無理があるのではないか。どうやって面的広がりのあるシステムへと成長させていくのかは、まだ開催前ではあるが、今後の大きな課題だと感じている。 しかし、人が交わることで見えない未来の種は植えられるものともいえる。今はそこに期待していくことが大切なのだと思いながら準備作業を続けている。 |
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