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操りとは?/ スタッフィ

[ 302] Nagoya EJF Game 操り人形
[引用サイト]  http://ejf.cside.ne.jp/review/ohnefurchtundadel.html

王冠カードをスタートプレイヤーの前に置きます。建物カードとキャラクターカードをよく混ぜて伏せ、それぞれ山札にします。各プレイヤーは建物カード4枚とコイン2枚を受け取ります。
王がスタートプレイヤーになり、キャラクターカードを良く混ぜて、最初に1枚裏向きに、ついで人数により0枚から2枚までの枚数を表向きに並べます。
王のプレイヤーから順番に、残りのカードから1枚選んで自分の前に手前に置き、それを残り1枚になるまで繰り返します。残りの1枚は真ん中に裏向けにして置かれます。
その後、王は数字の順番にキャラクターをコールし、コールされたキャラクターは正体を明かします。何らかの理由で呼ばれても返事がない場合は次の順番のキャラクターとなります。
コールされたら手番が行われます。手番にはコインを2枚取るか、山札から2枚引いて中身を確認した後に1枚を手札、もう1枚を捨て札にします。
その後手番からカードを1枚プレイし、自分の前に表向きに置きます。その際コストとしてカードに書かれているだけのコインを支払います。
キャラクターの特殊能力は様々です。暗殺者は他のキャラクターの手番を飛ばします。泥棒はコインを他のキャラクターから強奪できます。魔術師は手札が交換できます。傭兵は伝道師を除く他プレイヤーの建物をコインを払って捨て札に出来ます。建築家は建物カードを2枚引いて、3枚まで建物カードをプレイできます。商人はコインを貰えます。
また建物によって、現在のキャラクターとの相性があります。自分の前にある建物と相性のいい建物1つにつき1コインを受け取ります。また中には、特殊な効果を持つ建物もあります。
キャラクターカードが8枚プレイされたら、次のラウンドに移り、王を引き継いだプレイヤーが新しいスタートプレイヤーとなります。
得点は自分の前に置かれた建物の合計と、5色の建物を建てていると貰えるボーナス、8つの建物を最初に建てたプレイヤーに4点などを加算し、もっとも高得点のプレイヤーが勝ちます。
なお「操り人形拡張セット」を入れることにより、遊べる人数が1人増え、新たなキャラクターや建物などのバリエーションを増やすことができます。
選ぶカードと順番の駆け引きが強く、更に建てようとする建物のコストも重要になってきます。また直接プレイヤーの利害が衝突することもありますので、アクションには注意が必要です。
なおこのゲームは初版は印刷ミスがあったらしく、そういう意味でもちょっと話題のゲームです。

 

[ 303] 操り人形
[引用サイト]  http://www.os.rim.or.jp/~bqsfgame/sub158.htm

一見平和に見え,建設の槌音も高い新王国。しかし,その裏側では己の私腹をこやすため,王国の重要人物を操って自らの権益を拡大する施設ばかりを建設しようとする貴族たちの陰謀が‥‥。
「操り人形」は王国の重要人物を操って己の利益を拡大する一種の政略マルチです。しかし,そのシステムは非常にスマートなカードゲームで形成されていて,ボード上の陣取りをするマルチに慣れた人にとっては,いささか面食らうかも知れません。
ゲームの目的は,早く多くの価値ある建物を建築することにあります。けれども,そのためには資金を集め,良い建築計画を練り,それを実行に移していかねばなりません。こうした作業の様々な部分に影響力を持つ8つのポストが王国にはあります。
プレイヤーは毎ターン,そのいずれかのポストを操ることで自身の権益を拡大し,他者の権益を制限しようと暗躍します。このときにポストの選択は,前ターンに国王であったプレイヤーから順に,選んでいき残りを次のプレイヤーに渡していきます。したがって上流のプレイヤーは良いものを選べます。逆に下流のプレイヤーは残ったものから上流のプレイヤーの選んだものを推測できます。と同時に上流プレイヤーも渡したものから下流プレイヤーが取るであろうものについて,一定の推理を巡らせます。誰が何のポストを操っているのか,毎ターン,状況は変化し,疑心暗鬼のプレイが続いていきます。
1番目のポストである暗殺者は,他のプレイヤーの操るポストを暗殺することで,そのプレイヤーの今回の手番を休ませてしまう強力な妨害ポストです。けれども,彼が指名するのはポストであってプレイヤーではないため,必ずしも思ったプレイヤーを暗殺できないかも知れません。
2番目のポストは盗賊で,他のプレイヤーの資金を奪い取ってしまいます。ただし,彼もまたポストを狙うのであってプレイヤーを直接指名するのではありません。また指名したポストを誰も選んでいなければ,なんの収穫もなくなってしまいます。
3番目のポストは魔法使いです。他のプレイヤーを直接指名してお互いの手札をまるごと交換してしまいます。相手の良い建築計画を奪い取ることができ強力です。プレイヤーを直接指名できるので取りはぐれがありません。その一方で,自分の手札が良いときには頭の痛いポストです。自分で使っても役に立ちませんが,他の人にこのポストを取られて交換されてはたまりません。
4番目のポストは国王です。国王は次回のポスト選択で最初にポストを選択することができます。また,金色のマークの王家の建物から余分の収入も受け取れます。
5番目のポストは司祭です。青色の寺院などの建物から余分の収入を受け取ることができ,神のご加護により建物を破壊されることがありません。
6番目のポストは商人です。常に余分の収入を受け取ることができ,青色の商業建築物からも余分の収入を受け取ることができます。もっとも資金的メリットの大きいポストですが,それだけに暗殺者や盗賊の的にもなりやすく,ハイリスクハイリターンのポストかも知れません。
7番目のポストは建築家です。建築家は建築計画のカードを余分に引くことができ,さらに他のポストでは1ターンに1つしか建物を建てられないのに3つまで建てられるという能力があります。資金が既に十分にあるのなら,それを勝利得点に結びつく建物に換えるための最適ポストでしょう。ゲーム終盤の重要ポストですが,資金が足りない序盤では貧乏ポストです。
8番目のポストは傭兵です。赤いマークの軍事建築物から余分の収入を受け取れるほか,任意の建物を一つ破壊することができます。ただし,弁償金を払わねばなりませんが。ゲーム中に発生した強力コンボを崩したり,ゲームの終了のタイミングを遅らせることができれば,弁償金を払ってでも破壊したい建物というのはあります。
「操り人形」は,今年行われたドイツゲーム大賞(1999年度分になります)の最終選考まで残った話題の新作です。新作の導入が早いゲームサークルから「面白い!」という声が入ってきてB級SFゲーム分科会でも導入してプレイしました。
その感想は,「なるほど面白い!」でした。往々にして世評の高いゲームというのは,それゆえに期待しすぎて不発になりがちです。しかし,この「操り人形」はそんなことはなく期待に応える傑作でした。
このゲームの良いところは,プレイアブルであるということと,複雑なジレンマがありプレイヤーの思惑が錯綜するということが鮮やかに両立しているところにあります。プレイアブルなゲームは往々にして抽象性が高く,ジレンマも単純になりやすいものです。その一方で,様々なガジェットを取りこんで複雑なジレンマを形成したゲームというのは,なかなかプレイアブルというわけには行きません。
ところが,この「操り人形」では8つの性質のまったく異なるポストというガジェットを取りこんでいながら,その選択は単純に国王から順に選ぶだけ,プレイにあたってもポストに振られた番号順に通常の手順+そのポストの特殊能力を実行するだけという単純さを実現しています。
良くできていると思うのは,この選択について上流側には上流側の,中流側には中流側の,下流側には下流側の悩みがあることです。最初にポストを選べる国王は好きなものを選べますが,その一方で国王以外のポストを選ぶと次回は最初に選ぶ権限を放棄することになります。なまじっかどのポストでも選べるだけに,これもやりたい,あれもやりたいという正対正のジレンマに悩むのです。
中流のプレイヤーになると上流から流れてきた残りポストを見ると,上流プレイヤーが取ったポストの見当がつきます。そうすると,そのプレイヤーが何を狙っているかもわかります。上流で暗殺者や盗賊がなくなっているとなれば,そのターゲットになりそうな有力ポストは残っていても取るのはリスキーです。中流のプレイヤーは上流から流れてきたポストと,下流へ流すポストが見えるため,誰が何のポストについているか(あるいはつきそうか)の情報がもっとも多くなります。それゆえに考えることが多く情報過剰によるジレンマに悩むのです。
下流のプレイヤーはある意味で気楽です。選択肢は限られており,少ない中から「これだけはやりたくない」というポストを除けば自然に決まってしまいます。情報量が少なく考えやすいでしょう。だからと言って不利かというとそうでもないようです。わたしたちのプレイでは利害が衝突して足を引っ張り合う選択順位が上のプレイヤーの間隙をついて,マイペースで進んでいく下流のプレイヤーという構図がしばしば見られました。
わたしたちのところでは,6人でプレイしたのですが,これは非常に良い人数のように思えました。ポスト選択にあっては不確定情報を作るために,最初の国王が選ぶ前にランダムに1枚を抜いてしまうのですが,6人だと,最後に下流でも1枚余ります。このため,上流側のプレイヤーも下流側のプレイヤーも未知数な情報を一定程度もちあうことになったからです。7人だと,下流ではカードを使いきるため,プレイヤーは下流に流したポストは必ず誰かが持っていることを知ってしまいます。そうすると,暗殺者や盗賊にとっては外れることが少なくなり,雰囲気もバランスも作戦も変わってくるように思います。
まだ1回しかプレイしていませんが,今後もプレイする定番ゲームになりそうな予感がします。プレイ人数が変わったときにどうなるのか興味津々です。
それぞれやることの違うポストを割り振っていくゲームとしては,SFゲームではありませんが,いくつか思いつきます。
FULL-NELSONブランドのザ会社は人事部長,製造部長,営業部長,経理部長,研究部長のポストを割り振って一つの会社を運営しながら次期社長を目指すゲームで,作りが良く似ています。ただし,雰囲気は会社RPGのようなので全然ちがいましたが。
AH社のクレムリンとその拡張キットレボリューションは,旧ソヴィエトのクレムリン内部での政治闘争を描いたゲームで,自分の派閥の息のかかった人間を書記長にするゲームです。ポストごとに内部での政治的暗闘での権益が異なっていて,書記長が変わると下部の重要ポストを自分の手下で入れ替え,ライヴァルを閑職に追いやってストレスを掛けて潰していくというゲームでした。
この他にファンタジーの王国での権益闘争を扱ったゲームとしては,AH社のダウンウィズザキングがあります。未プレイなので詳細は不明です。
他にはウェストエンドゲームズのJUNTAが陰謀渦巻くバナナ共和国での私腹をこやしあう政治闘争のゲームとして,ちょっとテーマ的に近いかも知れません。

 

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