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西野とは?/ ディック

[ 492] キングコング西野亮廣の「西野公論」
[引用サイト]  http://nishinoakihiro.laff.jp/blog/blog.html

本日のお仕事を終え、大急ぎで新宿ロフトプラスワンに走る私。スピードワゴンさんのトークライブ『喋スピードワゴン』のゲストでお呼ばれしたのであります。普段からお世話になっている先輩なのですが、意外と仕事で一緒になる機会が少ない。絡んでいるイメージがない故、このライブにはボクの事をこころよく思っていない人もいるだろうと。そういう場所に飛び込んでいくのが大好きな私、心躍る道中でありました。
会場に着くと、すでに第1部は始まっていて、スピードワゴンのお二人だけでのお喋り。本当におバカな話から、どうしようもない下ネタまで盛りだくさん。楽屋のモニターで散々笑わせていただいた後、第2部で舞台に上がったのです。
ボクをはさんで両脇にスピードワゴンさん。どういう感じで進めていくか探っていたのもつかの間、ボクの話を二人がかりでひたすら邪魔をするというノリが出来上がってしまったのです。こうなってしまうと手がつけられないお二人、もうどうしようもない茶々を大量にぶつけてくるのであります。普通に話せば1分とかからないお話は、そのおかげで40分。最後に小沢さんが一言「疲れたわ」、知るかっ!
独演会の翌日ということもあったのか、少し欲張ってしまったボクは最後にエピソードを2つだけ話させてもらった。後輩のお話に付き合っていただいて光栄、そして幸せだ。ありがとうございました。お客さんにも。
打ち上げにも呼んでもらったボク、連日のトークライブで疲れがたまっているのか、とにかく酒がよくまわった。酔っ払ったボクは小沢さんに「サインを下さい」とせがんでいた。ミーハーな自分を殺したいのです。本当に嫌になるよ。
ボクはもう自分のやりたい事をやるというふうに決めてしまったのです。やりたいことだけをやって、それをなんとかまかり通すという生き方にしようと決めてしまったのです。だからボクは今日も独演会をやったわけで・・
局員様と喧嘩した話やら、ここ最近の事件を頭に足しちゃったせいだ。気がつけばライブ開始から2時間をゆうに超えていた。それでもまだ喋り足らないので、それからまた喋った。2時間半弱の独演会となった今回、やはり笑ってくれる人の顔を、笑い声を、キチンと確認できる、ライブというのはとても尊いものなのだと再確認したわけであります。そんなこと知ってるんだけど、なんだか今回の山形の独演会はそれを強く感じました。
舞台にはマイクが一本だけ立っていて、そのシルエットがボクはとても好きで、本番前になると1秒でも早くそいつの所へ飛んでいきたくなるのです。いつからかボクは完全に魅せられてしまったようです。
子供の頃、家の近くにあるダイエーの駐車場にプロレスの巡業が来たんだ。駐車場のフェンスには幕が張られていたからチケットを買った人じゃなければ見られなかったんだけど、それでもボクは近くにプロレスラーさんが来ているということで大興奮。友達と幕の外にへばりついて音だけを聞いたんだ。プロレスにまったく興味のないボクでも、とても楽しかった。ワクワクした。川西という田舎町の、それは大ニュースだったんだよ。
東京や大阪のように娯楽に溢れた町なんか本当に稀で、日本全国そのほとんどが娯楽といえばTVだったりするんだ。キレイごとだと言われてもかまわないよ。ボクが田舎に行くことで、ボクがライブをすることで、そこの人が一人でもワクワクしてくれるなら、その日を心待ちにしてくれるなら、これほど嬉しいことはない。あの時のプロレスラーさんのような役割をボクが担えるのなら、これほど嬉しいことはない。
ボクの尊敬する芸人さん達とワイワイ、キンコンヒルズが楽しかった。「ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック、時間が合えば観に行くね」と日村さん、こりゃ気が抜けない。そんなロケバスの一幕。帰宅後は5時間ぶっ通しで絵を描いて、筆の握りすぎで中指の内側が腫れ上がり痛みがはしり、絵本制作は終わり。パソコンに乗り換えて日記の更新。もう筆は持てない、痛い。
お知らせごとがいくつかあります。「情報解禁日まで黙っててね」と会社のお偉いさんに言われていたので伏せていたのですが、実はもうずいぶん前に情報解禁されていたみたいで・・映画に出ることになったのです。撮影はもう終わりました。この秋公開、ご存知、『ホームレス中学生』、ボクは小池徹平のお兄ちゃん役です。ボクみたいなんぞに徹平ちゃんのお兄ちゃんがキチンと務まったのでしょうか、定かではございませんが、「徹平ちゃんの御輿を担ぐぞ」という気持ちは撮影期間中キチンとありました。その中でできる限りの事はやってまいりましたので。この話はまたの機会にじっくりと。
以前書いた、「夏にbaseよしもとに出演するかも・・」というのも決まりました。後輩の鎌鼬からお話を頂きましてゲストで出演します。彼らは一度ボクらの番組に出てくれたので、そのお礼ができればと。確か、7月9日だったと思います。今からとても楽しみにしております。
それとダイノジ大谷さんとのライブの日程も決まったようです。6月25日、東京カルチャーカルチャーという場所です。一体どんな内容になるのか、まったくわかりません。楽しみです。
そしてコレは言っていいのかどうなのかわからないのですが、とにかく日付の上では明日、ボクの好きな先輩のライブに呼ばれまして出ることになりました。東京のどこかで喋ってます。これもまた楽しみ、ライブ終わりは呑みに連れてってもらおう。
明後日は『ろくでもない夜』でございます。この一ヶ月間も事件が多かったので波乱の予感です。『ろくでもない夜』は6月に2回あります。連中皆が精力的で嬉しいことです。
書いていて何のこっちゃわからんくなってきました。言えることは、悩んでいるヒマなんぞないということ。だけど、上に挙げたことは全て自分でやると決めたものだから、合点承知、全力でぶつかっていく所存でございます。問題は6月中に絵本制作をどこまで進められるかだ。とにかく時間と、長時間筆を握り続けても痛くならない中指が欲しい。
今のボクに迷いは一つもないのです。大きな賭けに出たということは自覚できているので、もうやってやるしかないんです。ドカーンです。皆はどうやってそんなに上手にバランスをとっているのかな?そういえば皆のそんな話が聞きたいな。でもこんなボクにそんな話をするのは、きっと面倒くさいだろうな。ボクは頭が爆発しそうだよ。
そういえば・・今スタイリストさんに帽子を探してもらっていて、その一部の写真を今日見せてもらった。その中の一つ、とてもミラクルな帽子があった。だけど、それは売り物じゃないらしい、せっかくなら買いたかったけど、そればっかりはしかたがないね。スタイリストさんが「一度、交渉してきます」と一言、それさえ聞ければボクは幸せ。皆、一生懸命にやってくれて嬉しい。この帽子というのは『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』で使うもの。話のキーポイントとなる非常に重要な役割を担っているものなんだ。それだけに熱が入ってしまう。楽しいものにするぞ、楽しいものにするぞ。
雑誌で的外れのお笑い批評をしていた奴のことも書きたいんだけど、喧嘩は相当な体力を使う。仕事先で毎回聞かれるしね。言えることは生半可な気持ちでお笑い批評はしちゃいけないよ、雑誌のあなたはまだまだ届いてないんだ。あなたは本を書くことを生業としているよう、もう少しすればボクもあなたの土俵である本を出すことになるから、その時にあなたの本と比べ、誰かにジャッジしてもらうといいよ、それが一番てっとり早い。ボクの方がつまんなかったら土下座したボクの頭を踏んづけてくれて全然構わないよ。ただ今のボクはあなたをブン殴りたいと思っているよ、お笑いを軽視したからだよ・・・また言いたくなってきた、いやいやイカン。今度、そのタイミングができたらキチンと名指しで言うよ、ボクより全然先輩だし問題ないでしょ。今はそれどころじゃない、やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないモノがたくさん。急いで吸収しないと、もっと動かないと。やればやるほど楽しくなるんだ。
そして日が変わっちゃっているから今日は、第24回西野亮廣独演会in山形。会場のミュージック昭和ってどんなだ?聞けば後藤さんの地元で、子供の頃の時間をずっとそのミュージック昭和で過ごしたらしい。昨夜「子供の頃の後藤さんはどんな子やったんですか?」てなことを聞いたばかりだ。なんともまぁ、さっそくルーツに触れられる奇跡。ナイスッ、織田くん。
夜中、渋谷、後藤ひろひとと二人。恐竜が登場するバカバカおもしろ舞台を観させてもらい、終演後に誘われ、しこたま呑んだ。最初は何人かで呑んでいたんだけど、気がつけば二人。店内に流れるスペクトラムが抜群にカッチョ良かった。もっと評価されるべきだ。後藤さんとの付き合いは古く、さかのぼること大阪時代・・・
当時一緒に番組をやっていて、収録後に呑みに行っては、本当にバカバカしいどうしようもないコントを考えてゲラゲラ笑った。忘れもしない、「カレーは一日寝かすと何故おいしくなるのか?」の答えを描いたコント。くだらない。
その時と一緒。ボクは『グッド・コマーシャル!』と『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』を話して、後藤さんからは次の舞台の構想を聞いた。演出のこと、客入れ時のこと、あーだこーだ、うんぬんかんぬん、スットコドッコイ言い合って、なんだか最後は「あっくんはラスベガスに遊びに行きなさい」という話になっていた。その時間はとても楽しい、そしていつだって刺激をくれるこのオジサンがボクは好きだ。ギャフンと言わせてやりたいのです。
後藤さんの「俺、趣味で音楽やってるよ」という言葉は趣味のないボクの興味をそそった。「バンドやりましょうぜ、グヘへへェ〜」と念仏のように唱えてきやがるトンボの思うツボだ。そう遠い未来でもないような気さえしてきた。
言ってしまうと、最近は呑みに行っても、お笑いの話以外のことの話になると苦痛でしかたがない。しかしこれは面白味のない人間、とても反省をしている私。趣味だ趣味、趣味を見つけなくては。
でもお笑いの話をしている時が一番楽しくて、楽しくて楽しくて、こればっかりはどうしようもないんだ。だから昨晩は最高の夜だったのです。
過ごしやすい季節になってきました。窓際に机を移動させて、網戸だけ閉めて、風がスースー、パソコンをパチパチと叩いております。今日は雨。ボクは晴れが好きだけど、雨も嫌いじゃない。涼しくていい匂いがするから。
もっぱら『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』の脚本とにらめっこ。ボクは話の辻褄を合わせるだけの死に役なんて絶対に作りたくなくて、「この役で良かった」と役者さん皆に思っていただきたいのです。また役者さん一人一人がそのように思ってくれる作品の方がキチンと熱が乗っかって素晴らしいモノになるのでは?と、そのように思うのであります。その点で言うと、今のところ一人だけ活かしきれていない役がありまして、そこをどうするか、今はその作業中です。
役名にもこだわっていきたいものです。やはりその名前が劇中で飛び交うわけですから、それはそれは素敵な名前にしたいという欲が出てきます。今日は名前が決まった登場人物のうち二人をご紹介。
悪の組織『マカロニ怪盗団』から二人。一人はマカロニ怪盗団リーダーのビリー・ルビッチです。悪い事を企むのですが憎めない奴です。ビリーという名はなんだか悪いグループに一人はいそうだったので元々決めていました。ルビッチは三谷さんに薦めてもらった映画『生きるべきか死ぬべきか』の監督、エルンスト・ルビッチから頂戴しました。もう一本薦めていただいた映画が『お熱いのがお好き』という作品で、この監督がビリー・ワイルダーときたもんだから即決。ビリー・ワイルダーは『ひーはー』の打ち上げに参加させてもらった時に後藤さんにも薦めていただきました。そんなコメディーが合体した名前、ビリー・ルビッチ。結果的に少し悪そうな響きといい、とても気に入っております。
もう一人はビリー・ルビッチの子分、デコデコ・ブッキーです。意外とすんなり決まりました。配役はまだ言えませんが、とにかくこの役をお願いする方の第一印象がおデコだったので、デコデコ。そしてこのキャラクターがまぁスットコドッコイな野郎でして、不器用なところからブッキーと。それをくっつけて、デコデコ・ブッキーとなりました。この名前もお気に入り。
コイツ達にどんな衣装を着せましょうか?そんなことを考えるのも楽しいです。そうだったんだね、演出をやると、こんなところも自分で決められるんだね。こりゃ楽しい。
モノを作る、面白いモノを作る、ということに非常に興味がある特に最近でございます。ありがたい事に漫才という表現方法がボクにはあって、そしてココにきてコメディーの場を設けてもらったり、環境としてはとても恵まれていると、そのように思うのです。そしてもう半端なモノは提供したくないので、いつからでしたでしょうか・・会社には少しワガママも言って、そこの時間を割いてもらうようにしました。器用な人ならば、いろんな事をやりつつ、それもできるのだろうけど、ボクは昔からいかんせん頭でっかちで、「コレをやる」と決めた時の、それ以外の事柄に対する興味の低下ぶりったら目を見張るものがあるのです。直滑降です。なのでその環境を作ってくれるマネージャーさんにはほとほと感謝なのであります。時には嘘までついてくれます。衝突することも多々、だけどやっぱりここまでやってくれるマネージャーさんに対してボクができることといえば、「俺はお前に時間を作ってやったんだから、お前は面白いモノを作れよ」という、マネージャーさんは決して口にはしないが、その本音に応えるしかないのであります。そうでなければボクはただの「休みちょうだい人間」に成り下がってしまうのです。面白いモノをつくるしか道はないのであります。
ブタ塚地がボクのパソコンを誤って踏んでしまい割れたままのパソコンの液晶画面。こいつの黒い部分がだんだん大きくなってきて、何を書いているのかいよいよ見えなくなってきました。いい加減買い替えないと、なのですが、パソコンの買い替えというのは多大な労力を費やします。摩訶不思議な専門用語が簡単に飛び交い、それをド素人相手に当たり前のように口にする店員さんに嫌悪感を抱くのが毎回のオチです。嗚呼、タ・ス・ケ・テ。
絵本制作。本日ようやく第3部の山を越えました。第3部は残すところあと3ページ、それが終わればいよいよ最終章である第4部に突入します。最後まで突っ走る所存です。昨晩は収録が深夜0時に終わり、板倉さんと湾岸スタジオに居残り1時間だけ作業をしたのです。遅めの晩飯を恵比寿の蕎麦屋さんで食べる男二人。ボクはあまり人には話さない絵本の第3部の話を板倉さんにしました。3部はとても複雑で、そしてこの話だけ急にトーンが違ってきます。そして板倉さんはこの第3部のお話が全4部作の中で一番好きだと言いました。彼の性格なら頷けます。もしボクの絵本を読まれる方は、このことを頭の隅っこにでも置いておいて下さい。板倉さんの制作物とリンクして、とても興味深いことになっていると思います。
全然関係のない話ですが、もしかするとこの夏。それはボク個人ですが、baseよしもとにゲストとして出ることになるかもしれません。お話を頂いて、「スケジュールがあえば是非」という返事をしたので。まだ、どうなるかはわかりませんが、もし出るとなるとキチンとbaseよしもとの舞台に立つのは何年ぶりになるでしょうか、とにかく相当久しぶりです。baseよしもとはボクの生まれた劇場ですから、何かしらお力になれればと。
楽しいことがしたいと思う。それを楽しいとボクが思えるなら、その場所はもうどこだっていい。大きなメディアで不本意なことをするくらいなら、田舎のちっちゃいちっちゃい小屋でもお笑いをやっていたいと思う。これがどうやらキレイごとでもないんだ。
さて、今からはボクは本社に行ってきます。舞台脚本をじっと眺めるだけになりそうですが、少し気分転換で本社へ。走っていきたいところですが、雨が降ってやがります。もうそろそろ梅雨かぁ。
趣味がない故、これといったお金の使い道がボクにはない。食にも興味がないので、そこでもない。だから自分の貯金を舞台セットを少しでも豪華にすることに、そこに使おうと試みたものの、どうやらルール違反とのこと。それでもセットやら小道具やらが充実していたら、それだけですでに楽しかったりするんだ。自分が舞台をやるからにはやはりそういった空間を提供したいもの。だけど舞台セットや小道具に自分のお金を使っちゃいけないってよ。このルールの網目を抜ける方法はないかと考えてみて、そして思いついた。私物を使えばいいんだ。
「私物を使っちゃいけない」というルールはない。ボクがボクの舞台でボクの私物を使おうが誰も文句が言えない。今度の舞台『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』では小道具の一つとしてギターが登場する。そのギターはなんとも奇怪な模様が施されており、まぁ市販されているものではない。そのペイントを美術さんに発注すると、そこでお金が発生して、「この金額内で抑えてください」てな事を言われる。だけれど、その指定された金額内に抑える為には、ギターのデザインも諦めなければいけない部分がでてきたりする。そこで「じゃあ、俺がお金だす」、それはダメ。そういったルール。
ならばだ、ボクの私物のギターをボクのイラストレーターの友達に頼んでボクの納得のいくペイントをしてもらう。お礼に酒でもおごってさ。これはプライベートな事だから会社に口をはさまれる理由などない。その私物のギターを今度の舞台で使っちゃおうという、そういう魂胆。言っちゃったけど。これだとどの角度からも文句が言えないでしょ。だって、とにかく楽しいものにしたいんだもの。
そしてそのお願いしていた、ペイントギターのイラスト図を見た。お見事。さすが。こりゃ楽しいギターだ。トンボが厳しく、何度もやり直させたらしい。だけどおかげでこういうアイテムが並んでいる舞台は絶対に楽しい。しんじさん、ありがとう。そしてこの方法は使えるぞ。私物で抜け出し大作戦だ。
最近は本当に人とのつながりに感謝するよ。「お前の頼みならやるよ」そういう言葉が昔に比べ増えたように思う。皆さんの名前全てをここに挙げれはしないけど、本当に感謝している。
そんなつながりだけでやっているライブ、『ろくでもない夜』が来週の30日の夜に。やっている本人もゲストに誰が来るかわからない、近くで呑んでる芸人が簡単に飛び入り参加するんだもん。もうチケットは取れないらしいけど(当日券あんのかな?)、まぁ毎月やっているので・・あ、6月は2回。そのうち一回はいつものロフトプラスワンではなく、夜7時からのシアターブラッツという劇場。なので未成年の方も来れるライブです。ロケ先で中学生の女の子と約束しちゃったので・・ちゃんと約束果たしたぜバカヤロウ。そしてチケットを取られたお客様へ。間違いないよ、今回は歌舞伎町で局員とケンカ話と彼女にフラれた話の2本立てのオープニングトークになると思います。よくもまぁ毎回ニュースがあるもんだ。
夜は本社にて『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』の脚本の直し。ご存知の方も多いかとは思いますが、吉本の本社は今、小学校を改装したもの。教室が会議室となり、ちゃんと中庭なんかもあったりするんです。ボクはこの場所が大好きになって、今までも作業場として本社を利用させてもらったいた方だが、このようになってからは更に。週の半分はこの小学校に登校しているのであります。学校に行ってみたら教室が埋まっていたので、しかたなしに中庭に机を置いてパソコンをパチパチと。この季節のおかげ、中庭での作業もまんざら悪くない。そして今日はありがたいニュースが入ってきた。この舞台のキャスティングが全てボクの希望どおりに決まりそうとのこと。チーフマネージャーに感謝、感謝。空がだんだん明るくなってきて、時計を見れば6時。今日の仕事は何だ?今日は何日で何曜日なんだ?最近はもうまったくわからない。
来週の28日に山形での独演会が決定した。急遽決まったのにはワケがある。独演会予備日として、2ヶ月以上も前から空けておいた日になかなか独演会がハマらず、ここまで。ボクは独演会に関して言えば場所はどこだっていいし、会場の広さなんかも何だっていい、だから月に1度はやりましょう、そういう設定をしている。織田君に聞けば「会場をずっとあたってもらってるんですが、なかなか・・」、これには不満爆発の私。日本広し、会場が見つからないハズがない、しかも平日だ。ボクはこんな適当な仕事が大嫌い、そしてなによりボクは「月に1度はお願いね」と織田君にお願いしたわけだ、織田君が更に誰かに依頼してようが知ったこっちゃない、責任転換もいいところ。お台場湾岸スタジオでボクの雷が落ちる。「いいよ、じゃあ俺が会場を探す」と言ったら、「すみません、ボクが探します」と織田君。次の日に山形公演が決定した。まったくだぜ。ボクのペースが息苦しいのは知っている、だから仕事を振り分けている。全てをキングコングにあてると梶原がブッ飛んでしまうことくらい知っているし、だからたまにとても寂しくなるけど、それはしかたがないと押し殺す。みんな趣味もあるだろうし、休みも欲しいだろうし、家族もあったりするんだもん。この辺のバランスを上手くとる方法は長時間かかってしまう制作物に手を出すこと。これならボクがソレを作っている間にみんな休める。なかなかナイスなアイデアだ。なので今回のように舞台脚本という一つの手段に出会えたことはボクにとってかなり大きい。みんなの息があがらなくて済む。でも本当はね、仕事って楽しいもんなんだよ。中途半端にやるから楽しさを見出せないんだ。徹底的にやると楽しい、そして「楽しい」というのは読んで字のごとく、ラクなんだよ。こっちの方がラクなんだぜ。
話を独演会に戻そう。とにもかくにももう来週、山形で独演会だ。会場の名を聞けば『ミュージック昭和session』てんだから、もうワクワクする。なんだ、このレトロな感じは。織田君が会場を見つけたんだとしたら、きっと何か起こる。山形が楽しみ、ひたすら楽しみ。待っててちょうだい、山形の皆様。
以前書いたが、ケツの穴の少し外れたところにパチンコ玉くらいのコリコリができた。コイツがイボ痔という奴なのか?コイツは放っておいていいのか?そのうちコイツがケツの穴界隈で悪さをする奴に変貌を遂げないか?ボクは今にも不安で潰れそう。恐い、恐いよ、梶原くん・・・そう思いながらも病院に行かないのにはワケがある。
昨晩は浜松町にてラジオの生放送があり、終わりに五反田まで歩いて帰ってみた。歩くと、そこそこの距離。夜中にこれだけ長い時間外を歩けるのも、自販機の「あったか〜い」が減ったせい。風がとても心地よく、言ってる間に夏がくる。そして帰り道はいろんなことを考えた。ラジオの空き時間、後輩のロシアンモンキー川口くんが「次の舞台に出せ」と言ってきたので、「絶対に嫌だ。一生嫌だ」と入念にお断りしておいた。『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』に出てもらう予定の女優さんの資料映像を観させてもらった。声がパンッと通っていてカッコ良かった。きっと演劇の経験を十分にされているのだろう。そんな彼女におバカな役を演じてもらいたい。「日の出アパートの青春より面白い」と言ってしまうのは、『日の出アパートの青春』に携わってくれた人達に対して失礼な言葉になるのだろうか?と考えた。自分の中で出した答えは否。失礼なのは成長してないことだ。そしてなにより正直に言った方がいい。なので胸を張って言える『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』は『日の出アパートの青春』より面白い。
全然関係ないけど、すぐに認められる人というのはかえって不幸だよ。耐える免疫がないから。稀にある人もいるけど。そして結局最後は積み重ねたモノのほうが強い。3匹の子ブタだよ、まさに。ボクはその点ではとても幸せ。さて、そろそろ・・・
日が明けて、今日は朝からひたすら絵を描いた。今描いているページはまったく終わる気配がない。頭がどうにかなる前に小休憩、『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』の準備をもろもろ。話の中でとても重要な小道具制作を知り合いに頼み、同じくらい重要な衣装をキングコングのスタイリストさんにお願いした。決して適当に仕事をする人ではない、「つながり」にとても感謝した。ボクは適当に仕事をする人が嫌い、人に優しくないから嫌い。なので真面目は人が好き、人に優しいから好き。
引き続き絵本制作。アホの堂本剛さんから電話があった。今ちょうどライブ中らしい、行きたかったけど仕事がぶつかった。ひたすら残念。ただ刺激になった。ボクも頑張ろう。ボクは黙々と筆を走らせた。描きながらいろんなことを思った。ボクは今現在やっていることがたくさんあって、更にやりたい事がたくさんある。ボクはあまり本を読まないけれど、映画を観ないけれど、そういった吸収はしておいた方がいいとは思っているんだ。インプット無しのアウトプットはいつか涸れるだろうしね。だけど今、やっていること、やりたいことがたくさんありすぎて、よっぽどの環境が揃わないとその吸収に時間を割こうとは思えない。これが大変、移動中は絵は描けないけれど、パソコンさえあれば漫才や脚本が書けてしまう。だけど、これじゃいけないと思っている自分がいるもんだから困ったもんだよ。涸れてからじゃ遅いぞ。もっとペース配分を上手にできる、立派で賢い大人になりたいもんだ。
ダイノジの大谷さんとトークライブをすることになった。ボクが企画したワケでもなく、大谷さんが企画したワケでもない。二人の組み合わせを面白がってくれた人の企画。なのでタイトルなんかもおまかせしようと思っている。少し気を使いながらのライブも必要だと思う。場所が夜のお台場だってんだから、それだけで楽しみ。そこで何を喋るのかね、俺。
絵本はいつできるよ?言っておきたいのは決してダラダラと作業しているワケではないよ。本当にそれくらい時間がかかるんだ。出来上がりを見れば納得してもらえると思う。今日もカリカリ、明日もカリカリ。ボクは本物を作りたいと思っているんだ。もともとお笑い芸人の描く絵本だ。その本がお笑いファンに買われチヤホヤされていたら、やっぱり絵本作家さんはいい気がしないと思うんだ。M−1にアイドルが参戦しただけで、お笑い評論家さんは否定するんだもん。「漫才ナメんな」ってよ。本当はセンターマイクの前に立った時点で漫才師なんだけどね。ボクはそう思う。それまでに必ず、舞台袖で緊張して、ネタ合わせで喧嘩してる二人だから。だけどその評論家さんの気持ちが理解できないわけでもない、そう思う人もいるだろうな、というのがボクの感想。ボクが絵本を描くのは、アイドルちゃんがM−1に参戦するのと一緒。少し違うとすれば、ボクはお笑いに身をまかせている。笑い声が起こらなければ全否定という言い訳のできない潔い世界、「ご想像におまかせします」などというお客さんにケツを拭かせる様な、そんな下品な逃げ方はできない。皆、毎日審査されている。子供の頃からボクはお笑いに身をまかせている。「お笑いならやってくれるでしょ」と思っている。裏切られる気がしないんだ。この絵本の一件でボクが本当にやらなくちゃいけないことは、絵本作家さんを納得させるということ。キングコングファンでもない、お笑いファンでもない、絵本ファンを納得させるということ。でも「お笑い」なら、それをやってのけてくれる気がするんだよ。
こいつが約28年前に火をふいてくれたおかげで、ボクが生まれて、そしてボクは今日も生きている。突然どうした?・・別に意図はない、今ふと思ったから書いただけ。だけどそれでいいんでしょうに。ボクは言いたいことを言って、やりたいことをやるんだ。チョット前にそうやって決めちゃったもんだから、今のボクに何を言ってもムダだぜ。
本日はタモリさんとお仕事。本番前にタモリさんの楽屋でペチャクチャ喋った。中目黒に群馬の美味しい地ビールを置いている店があるとのことで、「今度行こうぜ」となった。そういえば『いいとも』をやっていた時はこんな話を毎週40〜50分はしていた。楽しかったなぁ。元気かな、おすぎさん。
『ドーナツ博士とGO!GO!ピクニック』を書き上げて、ここ一週間くらい滞っていた絵本制作を本日より再開。同時に『グッド・コマーシャル!』の脚本制作も再開。再びこちらの方が動きだしたのであります。というわけで、収録後は楽屋に残りシコシコと作業。今は絵本制作の合間、少し目が疲れたので本日のブログを書いております。木下優樹菜がら「チョーうめぇっすよ、コレ」と言ってアイスクリームを頂き、スタッフさんが番組で焼いた鮎を楽屋に差し入れてくれたおかげで、お腹はもう一杯。なのでもう夕食は食べない。あとはひたすら作業、ひたすら作業。
作業の途中、妖怪ちんぷんかんぷんから電話。「マカロニ怪盗団のテーマのレコーディングなんですが・・・」、今度の舞台で使用する予定の唄の件。ボクが適当にギターでポロロンと作ったものをプロの方に編曲していただこうと、ダメ元でお願いしたものだったが、ありがたい。話が転がっている。こうなったらダメ元であの人に唄ってもらおうか。これがアリになるのであれば、ボクの趣味にしてやろうかしら、と不純な考えを持つ。それにしても、いい大人の会話に「マカロニ怪盗団」というワードが飛び交っているこの仕事を、やっぱりボクは愛おしく思うのでありました。
絵本制作、今描いているページが非常に難しい。第3部の最後の山だ。ここを越えれば第3部終了まであと少し。やるべし、書くべし、起きろ俺。眠い、起きろ、眠い、起きろの繰り返し。この生活はいつまで続くのかね。とりあえず嘆いてみるも、もう次の舞台の脚本が書きたい。ダメだね、こりゃ。とうぶん彼女はできそうにもない、というか作り方がもうわからないぜ。でもボクは君の隣に座ってシュークリームを食べたい。そういう願望を捨てたワケじゃないんだ。

 

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