サーボとは?/ ディック
[ 328] ITmedia PCUPdate:PICでもっと遊ぶその1「ラジコンサーボを自由自在に動かす」 (1/3)
[引用サイト] http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0507/08/news039.html
「PICで遊ぶ工作教室」の第2フェーズはサーボをテーマにPICのプログラムを行う。ここで言う「サーボ」とはラジコン用サーボ(RCサーボ)のことだ。調べてみると、非常に単純な信号で制御でき、入手も容易だ。PICのプログラミング題材としてもよく使われているし、ここ数年盛り上がっている「ロボット」の制御用としても使われている。 とはいうものの、サーボを題材に選んだのは個人的な、そして切実な事情がからんでいる。かねてからやりたいと思っているテーマに「デジカメの電池テスト」というのがある。 実は数カ月前に(通常よりもお金になる)某広告企画でテストをおこなったのだが、初日にして「止めておけばよかった………」と後悔するほど面倒であった。テスト条件をより公平にし、省力化という観点でも自動化が必要となる。 ところが、テストの機材が借り物ということもあり、自動化を行うのにカメラを分解して自動化するわけにもいかないので、どうしても外部でボタンを「ポチッと」押してくれる機械が必要。つまり、それが「サーボを使った自動化装置」というわけだ。 実際にテスト装置を作るとなるとメカも作らなければならないし、当面デジカメの撮影枚数テストなどという仕事が来ない(だろう……)などの障害もあるのでまだ手をつけていないが、プログラムによるサーボの操作ノウハウだけはつけておいたほうがよいというわけだ。 サーボはメーカーによるの違いもあまりないようで、入手も専門店の通販で容易におこなえる(アキバ周辺にもラジコンの専門店があり、ロボット関連としてツクモロボット王国や一連の連載でたびたび登場する千石電商でも扱いがある)。 ここで「Zコネクタ」と書いてあるのは、三和のコネクタ規格の新タイプ、という意味だ。古いラジコンから引っ張り出す人もいるだろうから書いておくと、三和の場合、コネクタとケーブル色の関係は以下のようになっている。 となっていて、電源が逆だ。ちなみに他社の場合も電源は赤黒で普通どおり、サーボ信号が白、黄となるようなのでケーブルの色で判断すればよさそうだ。コネクタはDIPピッチのヘッダピンに差すようになっている。試作ではブレッドボードに差すために細いヘッダピンを買ってきて、これを使うことにしよう。 サーボのスペックを見ると、基準となる速度は60度移動の時間で記載されており、これは中立から一杯まで切る実用角度のようだ。左右あるのでサーボモーターの実用的移動範囲は120度ということになるが、大抵のサーボは180度程度は動くということを頭の隅に入れておくとよい。 |
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