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高利とは?/ アイフル

[ 49] isologue - by 磯崎哲也事務所: 世界にはまだこんな高利の貸金業が存在する!
[引用サイト]  http://www.tez.com/blog/archives/001127.html

「ヴェニスの商人」に代表されるように、金貸しというのは、いつの時代にもどこの国でもあまり人から好かれない業態ではありますが、他方で、メディチ家のように金貸しでヨーロッパ全体に影響を及ぼすような勢力を有するようになった一族もおりますし、今でも銀行業の力は(特に西側諸国では)大変大きい。
片方に、金利を取るということ自体をいまだに全く認めないイスラム(金融)のような世界もあれば、日本では今や法律で許されないほどの高利で金を貸しておきながらノーベル平和賞を取る人も現れる次第でして、情報が一瞬にして地球を駆け巡るようになった現代においても、「金貸し(金利)」というものほど評価の分かれるものは、めずらしいのではないかと思います。
そんな中、先週末、中央大学比較法研究所の金融取引に関する比較法的研究という部会で、日本大学商学部講師の高橋めぐみ先生の「アメリカにおけるペイデイローンの規制について」という発表を聞いて、ブッたまげました。
アメリカなので州ごとに規制も異なり、上限金利を厳格に適用する東部十数州ではこのペイデイローンという業態は存在できないそうですが、他方には上限金利規制すらないウィスコンシン州(WI)のような州もあり、その他の大半の州では業法で一定の規制がかけられた上で、存在が認められているとのことです。
たいていの州では、上限金利は20%から40%に規制されているようですが、上限金利の緩い他州の銀行の代理店になることで、上限金利を「輸入」できる(判例でも認められている)そうで。
日本では、銀行が高利貸しに名義貸しするなんてことは考えも付きませんが、アメリカの銀行って、こじんまりした店舗が1店舗だけといったところも多いと聞きますので、名義貸しで楽して収入が得られるならぜひ、という輩(銀行)は探せばいくらでもいるんでしょうね。
(日本でも、銀行が貸してグループの消費者金融専業者が回収する、というスキームは増えていると思いますので、そういった意味では、あまり不思議ではないかも知れませんが。)
なお、先日付小切手を使うということは、少なくとも銀行口座を開いて小切手帳はもらえているわけで、ペイデイローンの顧客層は「最下層」の人たちではない、ということのようです。(つまり、最下層の人は、口座維持手数料が払えないので口座すら開けない。)
一方で、日本の消費者金融専業大手が1兆円単位の残高を持っているのに対して、221M(「ビリオン」ではなくて「ミリオン」)$の残高しかないわけで、上場企業とはいえ、日本の貸金業に比べると超零細な限界的業態ということかと思います。
5万円程度の超少額、2週間という短期、小切手のような「紙」を扱わざるを得ず、しかも各州ごとの規制にそれぞれあわせて業務フローを修正する必要があることなどを考え合わせると、コストを考えれば、逆算するとこのくらいの金利水準じゃないと成り立たない、ということかと思います。
を読んでも、こうしたリスクの高い層への日本の闇金さんの貸付は、「トイチ」くらい取ってらっしゃるようで、やはりこうした層への少額貸付では、このくらい取らないとコスト倒れになっちゃうということかと思います。
この日本では「闇」もいいところの「トイチ」の金融が、アメリカでは上場までしている(しかし州によっては営業が認められていない)、というところが、なんともアメリカらしいなあ、と思いました。
(「トイチ」はともかく)、私も社会人になり立てのころは、給料日前によく銀行系クレジットカードのキャッシングのお世話になりましたが、翌月返済で3%くらいの手数料だったので、年利だと36%くらいになるわけで、当時の消費者金融専業者の金利より高いくらいだったのですが、5万円借りて1500円のコストだったら別に死ぬわけではない。
昨今、電車に乗って「債務整理」の弁護士さんや司法書士さんの広告が多数踊っているのを見るたびに、「昔なら貸してもらえたが今は貸してもらえない層というのがどのくらいいて、GDPに対してどの程度のインパクトがあったのか」とか、「『上限金利を下げたおかげで多重債務に陥らなくて済んだ人』の幸福と『上限金利が下がったおかげで闇金のお世話にならなきゃなくなった人』の不幸の割合は、どういったことになっているんだろう?、というのを考えさせられます。
さらには、銀行のデビットカードを使ったり、チェックをバシバシきっていて、口座にお金がなくなると、勝手に銀行が口座残高をマイナスにする=金貸しに転じます。そして、口座がマイナスになったときからの取引1回当たり20ドルとか30ドルとかの「手数料」を取られます。気付かずにちょっとした買い物にデビットカードを使い続けて1日で100ドルとか200ドルの手数料になっていまうこともあります。私はアメリカに住み始めたばかりの頃、旅先で3連発やってしまいました。
アメリカの生活はサメがうようよする「ブルーオーシャン」のようなものです。豪快で楽しいけど、落とし穴があちこちにある、という。

 

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