決まるとは?/ アイフル
[ 7] 競走馬の名前はどうやって決まる? | エキサイトニュース
[引用サイト] http://www.excite.co.jp/News/bit/00091211884473.html
ダイナミックな走りと美しい姿で、多くの競馬ファンを湧かせる競走馬。そういえば最近、競馬を始めた友達が「マツリダゴッホっていう面白い名前の馬がいたよ〜」と教えてくれたのだが、ああいうディープインパクトな珍馬名は一体どういう風に決まるのだろう。そもそも競走馬の名前に登録コードってあるんだろうか。日本軽種馬登録協会によれば、日本国内の競走馬はカタカナで2文字〜9文字の馬名を付けるよう定められているとのこと。登録時にはカタカナ名だけでなく、国際協約にのっとった18文字以内のアルファベットも併せて登録しなければならないということがわかった。今まで文字制限があることすら知らなかった競馬素人の私。思いつきで浮かんだ名前をチャラッと申請しても、簡単に許可が下りるわけじゃないんですね。命名にあたって使ってはいけない単語などはあるんですか?「この単語はダメ! という明確な用語集があるわけではありませんが、『馬名登録実施基準』という規定に沿って審査していきます。この『馬名登録実施基準』には、馬名登録原簿にすでに登録されている名前はもちろん、著名人や営利目的で商品名を冠したものなどは登録できない、などの細かい規定が設けられています。それから、ディープインパクトやサンデーサイレンスなどのような重賞の勝ち馬や国際保護馬名も、同じ名前を使うことができないんですよ」後にも先にも唯一無二の名前を持つサラブレッドって、野球の永久欠番みたいでカッコイイなぁ。馬名登録で最大の難関は、馬主がハングルやロシア語、ギリシャ語などで馬名を考えた時に、それを適切なアルファベット表記に直す作業だそうだ。「馬主さんの意志を尊重するためにも、その言葉が持つ本来の意味を損ねることなく、アルファベット表記に置き換えなければならないので、そういう名前が申請された時は各国大使館などに確認・相談しながら表記を決めていますね」いや〜、聞けば聞くほど馬名登録って奥深い。ところで馬名をカタカナで登録するのには何かワケがあるのだろうか。JRAに確認してみたが、昔の資料が残っておらずハッキリとした理由はわからなかった。ただ、1937年(昭和12年)の第1回天皇賞の頃からすでに競走馬の名前はカタカナで登録されていたとのこと。当時から漢字やひらがなの馬名はなかったことが判明した。残念ながら確証には至らなかったが、この謎については今後も調査の必要がありそうだ。厳しい審査基準を通過して決まる競走馬の名前。そう考えると、マツリダゴッホのような珍馬名も、選ばれし勇者のような響きを持って聞こえてくるから不思議だ。今度テレビやラジオで競馬放送があったら、ぜひ彼らの名前に注目してください。もしかしたら「この名前、誰かに教えたい!」と思えるようなステキな馬名が見つかるかも。(藤井春香) エキサイトブログユーザーならブックマークレット機能を利用してこのページにトラックバックできます。 |
[ 8] 「今年は暖冬」とかって、いつ、どう決まるの? | エキサイトニュース
[引用サイト] http://www.excite.co.jp/News/bit/00091200651052.html
「今年は暖冬」とか「今年は冷夏」とか聞くと、現状が暑い・寒いにかかわらず、心構えしてしまうもの。でも、これっていつ、どうやって決まるものなんでしょう?気象庁・予報部に聞いてみると、「『暖冬』『冷夏』という言葉をうちで使って発表することはないんですよ」と担当者は言う。じゃ、もしかしてマスコミ用語?「そうですね。季節予報の発表の仕方として、全国を対象とした全般季節予報と、各地方を対象とした地方季節予報があります。気象庁では、気温が平年並みか、それより高いか低いかを確率をもって予想するだけ。その数値を見て、報道側が『暖冬』『冷夏』などと発表するんです」気象庁では、季節予報として「1カ月予報」「3カ月予報」のほかに、「暖候期予報」「寒候期予報」というのを行っている。「暖冬」や「冷夏」と発表するのは、この「暖候期予報」「寒候期予報」によるもので、「暖候期予報」は毎年2月25日頃、「寒候期予報」は9月25日頃に発表されるのだとか。つまり、「暖冬」とか「冷夏」とかは、6カ月後ぐらいまで予報して発表していることになるのだという。それにしても、どうやって半年後のことを予報するんでしょう?「基本的には、スーパーコンピュータを用いた数値計算による予報で、明日や明後日の天気予報の手法と同じなんですよ。具体的には、『平年並み』と、それより『低い』か『高い』かの3つの階級に分け、それぞれの階級があらわれる確率として数値であらわします。これは、1971〜2000年の30年間の資料から各階級の出現率が等分になるように決めています。気象庁HPの『季節予報』の項を見ると、地方と予報期間別に数値が出てきますが、たとえば、ある地方で『40、30、30』という3つの数字がある場合、平年より低い確率が40%、平年並みの確率が30%、平年より高い確率が30%ということになるんです」ちょっとわかりにくいけど……。ちなみに、どこかが100%になることはなく、気象庁としてはあくまで「確率」の発表だけで、「冷夏になる」とか「暖冬になる」とか断定することはできないのだという。「ですから、報道ではこの3つの数字に関して平年値からの差をとって、地域平均を出し、検討します。このとき、平年並みの数値から大きく離れている場合を『暖冬』とか『冷夏』としているのだと思いますよ」ところで、気象庁の「予報」においてはこの言葉を使うことはないが、結果として振り返ったときに、「解説」として「暑夏」「冷夏」「暖冬」「寒冬」などの言葉を使うことはあるそうだ。「それでも積極的には使ってませんけどね」あくまで「暖冬」「冷夏」はマスコミが発表する言葉なのだそうです。(田幸和歌子) エキサイトブログユーザーならブックマークレット機能を利用してこのページにトラックバックできます。 |
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