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楽しとは?/ アイフル

[ 193] モチベーションは楽しさ創造から
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/favre21/

ルーチン系とは、毎日或いは、週単位、月単位で定型的で決まった作業を繰り返していく必要のある仕事。例えば、工場での組立業務であるとか、経理での伝票入力業務、ドライバー業務などがそうです。
非ルーチン系とは、目標は決まっているが、その到達までの作業は日々、違っている仕事。例えば、コンサルティング業務であるとか、商品企画の立案業務、計画の立案業務などがそうだと思います。
一人の仕事を考えた場合、ルーチン系と非ルーチン系が混じった形で構成されていると思います。あなたの仕事は、どれくらいの比率で構成されているでしょうか?
私のような、非ルーチン系の仕事が主で構成されている人にとって、よく耳にする「ワークライフバランス」という言葉は、少し違和感を感じてしまいます。ルーチン系が主力で、「細かくやらなければいけない仕事が時間的、量的拘束」がかかっているのならば、個人で「ワークライフバランス」をコントロールするのは難しいでしょう。企業側が「ワークライフバランス」を考えながら、適切な労働時間をコントロールすべき問題だと思います。
しかし、私のような非ルーチン系の仕事が主力の人にとっては、「ワークライフバランス」等という考え方が、逆に「仕事をする時間を増やすこと」になるのではないかと思います。「ワークライフバランス」とは、仕事をする時間と、個人の人生の時間のバランスを考えながら暮らしていきましょうという考え方。
実は、非ルーチン系の場合、仕事をする時間と個人の人生の時間という区別が付きにくいのではないかと思うのです。
私の例で言えば、例えば企画を考えたり、本のアイデアを考えたりする時間。お客様に訪問し、コンサルティングを行う時間の付加価値よりも、訪問する前のこれらの作業の時間の方が付加価値は高い。準備がきちんとできておけば、実際、お客様のコンサルティングはスムーズに流れていきます。
これらの成果物は私の行動の何から生み出されているかと言えば、スポーツジムで運動をしながらが50%くらい。映画や美術館に行ったり、町を探索していたり、温泉に浸かっていたりなどのライフの部分で20%くらい。ワークライフバランスという考え方で言うと、「ライフ側」の方で70%の仕事が行われたりしています。実際、机の前で行っている作業は、30%くらい。パソコンで清書化していく必要がありますからね。(とは言え、労働時間(ワークの時間)的にはかなりありますが)
パソコンの前に座る前に、だいたい80%程度は文書構成は出来上がったりしています。逆に、机の前に座る前に、アイデアや文書構成が整理されないで、仕事をし始めると、時間ばっかりかかって、いいものが出来なかったりしてしまいます。机の前に座っていて、いいアイデアが出てくるのなら、いくらでも座っているのですが、私などはそうではありません。不思議なモノです。
他人から見ると「遊んでいるように見える」かもしれません。しかし、私としては、仕事をしているのです。スポーツジムで、本とノートのボールペンを片手に運動していて、突然、トレーニングマシンから離れたイスに座り、猛然と何かを書き始める私の姿を外から見ると、「あの人何をやっているんだろう」と思われているに違いありません。(大まじめに遊んでいるという表現になるのでしょうか?)
このような仕事の仕方は、もちろんサラリーマンをやっていた時はできませんでした。また、独立してからも「仕事とは、机の前に座ってか、お客様のところに行くことだ」という固定概念がある時は行っていませんでした。以前の私は、「ワーク」と「ライフ」は別々という考え方でしたから。
アイデアが出るまで、じっくりと机の前に座って本を読んだり、調べモノをしたり、考えたり、会議したりするのが仕事と考えていました。特に、自分の思うように目標到達が進んでいない時などは、机の前に座っておかなければ、お客様の所に行かなければという脅迫観念がでてきて、「ワーク」の時間がどんどん増えました。実際、そうやると生産性が上がるか、いいアイデアが出てくるかと言えば、逆でしかありませんでした。「つまらないもの」しか出てこないんですよね。煮詰まった、平凡なアイデアでしかない。
そんな事が繰り返していると、ふと単純な事に気づきました。「仕事とは、机の前に座ってか、お客様のところに行くことだ」と考えている事が間違いであり、「お客様に価値を提供していく」ことが仕事なんですよね。。非ルーチン系の仕事の成果は、結果(お客様が価値を感じるものが提供できるかどうか?)が全てになってしまいます。「よいもの」が出来ればいいのであって、それがどのようなプロセスから生まれても関係はないという事に気づきました。
そう考えると、「ワーク」と「ライフ」を別々に考える事自体がナンセンスに感じてきました。「ワークをやっておけば、仕事をしている」という感覚が大間違いであるという事ですよね。「よいもの」の源泉はどこから生まれてくるかと言えば、「ライフ」の方から生まれてくるのであり、「ワーク」はそれを実務的にまとめたり、情報伝達を行うだけの事だと気づきました。
非ルーチン系が主体の人の生産性を上げるには、「ライフワークバランス」などという考え方を捨てる。もっと分かりやすく言えば、「ワーク」に縛る時間をデキル限りなくす事が大事なのではないでしょうか?極端に言えば、「週に10時間だけ会社に来い。後は、自由に仕事をやれ。」の方が、非ルーチン系の仕事が多い人は生産性が高くなると思います。
ライフワークバランス的な考え方である、「 遊びは、私生活の中でしかできない。仕事は職場でしかできない」という考え方に縛られれると、非ルーチン系の仕事中心だと逆に生産性を低下させていく。「仕事のアイデアは、机の前に座っているだけでは生まれてこない。遊びの中、日常の中からも生まれてくる。ワーク、ライフという線を引かずに、全てを楽しむ事から、よい仕事は生まれてくる。課題(目標)を意識しながら暮らしていくことから生まれてくる。」という考え方が大事だと思います。
これからは、そのような考えに基づいた人事環境、人事制度を取り入れる事も非ルーチン系の仕事が中心の企業には必要ではないでしょうか?
「仕事をする時間の拘束をできる限りなくしていく」事は、非ルーチン系の仕事を行っているビジネスマンの生産性を上げる。ライフのワーク化、ワークのライフ化が一つの大きな視点ではないでしょうか?
ある会合に出ると、社長さん達が望んでいるのは「成功事例の情報です。是非、情報提供をお願いします」と言われます。そんな発想から出てくるのが、中小企業IT経営力大賞やIT経営気づきの事例集などです。
もちろん、このようなものが全く意味がないとは思いません。ベンダーさんが顧客に営業しに行く際のツールとしては使えますし、全く、自社の成功イメージがない人にとっては貴重な情報なのでしょう。ホントの成功事例の使い方という事で、ある社長さんとの会話をご紹介させて頂きます。
社長 「そんなに、熱心ではないけど、常識レベル程度は行いますよ。競争相手の事は知っておかないといけませんからね。ただ、その程度のレベルでしかありません。」
社長 「そりゃビジネスの本質が分かっていない人の話ですよ。成功事例で参考になるのは、最低、このレベルまでの経営力を高めていかないとマズイという、最低基準の参考にしかならないんですよ。「最低基準」の参考値が成功事例であり、それ以上にはならないんです。」
社長 「成功事例の使い方を多くの人は、間違って使っているんです。私などは、同業種の成功事例に書いてあるような事は、絶対にやらないようにしています。10年前であれば、モノマネ戦略というのは機能していたと思います。しかし今、これだけネットが普及した情報化社会なんですよ。成功事例としてネットなりに乗った瞬間、業界の中で、その成功事例は知れ渡っているんです。知っているという事は、みんなマネしようとするんです。マネすれば、自ら過剰競争の中に進んでいくようなもんです。」
社長 「そう。ビジネスとは、そんなもんです。人と同じ事をやって、稼げると思う方がどうかしています。人と違う価値を企業は提供する事で、初めて高収益を上げる事ができるんです。人の歩いている道を後ろから歩いていっても、そこには美味しいものは転がっていません。特に、今の情報化社会ではそうなんです。
同業者の成功事例をマネするみたいなチープな感覚で、稼げるほど安易な経営でうまくいくんだったら苦労しないですよ。だから、どちらかというと、私にとっての同業種の成功事例とは、「やらないリスト」を作る為のものという感覚でしょうか?同業種の成功事例は、毒にはなっても、薬にはならないと思いますよ。」
私 「同業種の成功事例とは「やらない事リスト」ですか。面白いですね。例えば、リアルタイムな会計システム等の誰にも必要な話は除いてですよね。」
社長 「そりゃ当然です。成功事例というより、エクセレント企業にとって当然な標準っていう話ですよね。同業種の成功事例を無視するという事は、標準を無視するという事では当然、ありませんよ。
成功事例の使い方っていう事で言えば、私が大事にしているのは、他業種の成功事例です。私の会社はメーカーなのですが、飲食業やサービス業、小売業の成功事例は役に立ちます。同業者がやっていない発想で経営を行われていますからね。他業界の成功例を、自社の業界に応用するにはどうやればいいかという発想は、とても大事なんですよ。誰もやっていない事でなければ、収益の上がるビジネスにはならないのです。誰もやっていない事だからこそ、私達が行う意義があるんです。
成功事例をトレースするような、単調な事をやったとして、社員は喜びませんよ。そんな誰でもできるような事」
私 「誰でも知っている情報、手に入れる事ができる情報(成功事例)というのは、基本的に、その情報のまんま食べよう等すると食えたものではないという事ですよね。情報を調理人が加工して、オリジナルな情報にする手間がなければ、チープすぎて情報とは呼べないという事ですね。」
社長 「その通り。誰でも簡単にマネしようと思えるものの方が、うまくいかないという事ですね。横着しないで、情報に一手間、二手間をかける事が大事だと思うんです。」
この社長との話はとても記憶に残るものでした。インターネットが普及したお陰で、私達の情報収集力は格段にレベルアップしました。情報収集ができると、私達は安心します。しかし、私ができるという事は、ライバル達もカンタンにできるという事です。情報収集ができただけでは、全く力の差はついていないのです。ライバル達も、「同じような情報を収集した」という現状認識に立った上で、その情報を活かして何をするかという事です。
ご紹介した社長さんは、「同業種の成功事例」を知る事を「やらない事リスト」にし、「異業種の成功事例の組合せを」を取り入れる事で、「新しいビジネスモデル」を作るという思考回路をとられていました。
情報を収集して、丸飲みをしないで、それをどう使うか?そこが、差別化の大きなカギになっている時代ですよね。
中堅中小企業に対し、経営戦略立案モチベーション、楽しさ創造力研修、ビジネステクノロジーITをコンサルティング。

 

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