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コンクリートとは?/ アイフル

[ 254] 女子高生コンクリート詰め殺人
[引用サイト]  http://profiler.hp.infoseek.co.jp/concrete.htm

17才の女子高生を40日にわたって監禁した上、数名での強姦、殴る蹴るの暴行、ライターのオイルをかけ点火するなど、激しく執拗な暴力を加え、死体をコンクリートに詰め遺棄した事件
被害者の母親は、一人娘が死に至った詳しい経過を聞かされた後、精神科に通院治療を受けることになった
練馬少年鑑別所で綾瀬警察署捜査官が元年11/08に強姦窃盗などにより少年鑑別所に送られた少年Aを取り調べた際、担当の刑事がなにげなく言った「お前、人を殺しちゃ駄目じゃないか」という言葉に、他の3人が自供したと勘違い。
担当官は当初の目的であった余罪の窃盗に関する調書を取ることなく、半信半疑のまま、自供内容をたよりに、東京江東区若洲15号地海浜公園整備工場現場空き地へと向かった。
翌日の午後、警察署内でコンクリートを解体。中にはボストンバックに詰められ、掛け布団2枚にくるまれた女性の死体が入っていた。死後2ヶ月以上経過、腐敗が進行しており状態は悪かった。
皮下脂肪の厚さは通常の6割程度で栄養失調状態。全身に殴打による浮腫(リンパ液が多量にたまり腫れ上がった状態)があり、死因は外傷性ショックまたは胃の内容物を吐いたことによる窒息死とされた。
八潮市内のアルバイト先に行ったまま帰宅しないと吉川署に捜索願を出していた両親は、無事に帰ってくることを心待ちにし、父親は仕事を休んで行方を探していた。
自転車で帰宅途中の少女を見つけたAが、共犯の少年Cに少女を蹴るよう指示、少女は道路の側溝に自転車もろとも倒れる。共犯C逃走後、主犯Aが現れ、危ないから送っていくと言葉をかけ拉致した。
共犯者C少年の部屋へ被害者を連れて行き、数人で暴行・レイプする。Cの父親はこの時少女の叫び声を聞いて注意したが息子が怒鳴ったので、それ以上何も言わなかった。
この頃、Cの母親は被害者を目撃している。Cの母親が台所にいたとき、玄関から「今晩は」と少女が連れられて入ってきた。「もう遅いから帰りなさい」と言ったが返事をせず二階に上がって行った。Cの父親もCが降りてきた時「早く返せ」と言った。翌日、あの子は帰ったと言われ、Cの両親は疑問を抱かなかった。
二階には共犯の少年Dと被害者の少女がいた。このとき被害者と言葉を交わしており、住所は埼玉で、高校三年生、就職は決まっている、と言ったという。その後、少年C・その母親・少年Dは夕食を共にしており、最中に帰宅したCの父親は「ガールフレンドか。オレにも紹介しろよ」とCに声をかけるが無視される。Cの母親によれば、食後、テレビを見たりファミコンをやって仲良さげにしており、少女がタバコを吸っていたという。
A少年ら4人が昼寝していた隙に被害者は一階に降り110番通報する。すぐAに気づかれて、電話を切られ殴打。警察が逆探知、かけ直してきた電話にはAが出て誤魔化す。全員でリンチしライターのオイルを足首にかけ火をつける。
Cの家にAが来て、被害者にライターオイルをかけ火をつける。再度にわたる火傷により傷が化膿し異臭を放つ。臭気でCの両親が気づくことを恐れ、階下のトイレを使用させず、紙パックに用を足させた。この時既に自力で立ち上がることができなくなっていた。
監禁当初、被害者が持っていた3000円で出前を取らせたり、Cが歯ブラシなどを買い与えたりしていたが、ケガや火傷が酷くなるにつれ、食事・風呂に対して気を配らなくなった。12月下旬までの食事はカップラーメン、パン、牛乳、卵など家にあったものを、Cの兄が食べさせたが、それ以降からは衰弱したせいもあり1日に牛乳をコップ1杯飲ませるだけだった。
AとCとBの三人が夜中にCの部屋に入ると、被害者が腹部を押さえ倒れていた。Aの顔を見るなり、被害者は水が欲しいと頼んだ。Aは水・コーンスープ・ぶどうパンを渡した。部屋から出ることは禁止されていた。
牛乳を飲ませたが吐いてしまう。その後、被害者がパックの尿をこぼしたとAは激怒。謝る被害者の下腹部を数十回殴打。上半身を裸にして酷寒(12月)のベランダに立たせ、煙草を2本同時に吸わせるが嘔吐、両大腿部・膝・脛部等にライターオイルをかけて点火、熱がって火を消そうとすると手にも点火、火が消えると再度点火した。
小泉今日子の「なんてったってアイドル」のテープをかけ、歌詞の中の「イエーイ」に合わせて被害者の脇腹に思いっきり殴打する。被害者は、声を出すと殴られるため、痛みをこらえて顔を歪めた。その表情を見て少年達は面白がった。
顔面・腹部を殴打して転倒させ、顔面等を足で蹴り、倒れては起こし殴る。鼻や口から血を流している顔にロウソクをたらし、両目の上にロウソクを立てるなどの暴行に及び、さらにはパックの容器にさせた尿を飲ませた。
Aは以前勤めていたタイル工場に行き、モルタル砂・ドラム缶など調達。遺体をバックにつめ、Aの家の前でドラム缶に入れコンクリートを流し込んだ。この時、工場の元上司は人を殺したことに気づいていたとされている。
高校の柔道部の先輩・顧問に体罰を受ける。その内容はAの父親が裁判所に訴えたほど酷く、殺虫剤にライターをかざしあぶるなど度を越したものだった。
18になったら結婚しようと1年半、タイル工として真面目に働くが、自動車学校の合宿場で知り合った暴力団員と知り合い銀座の生花商でアルバイト。やめられる雰囲気でなく、現実逃避するためにシンナーを始める。
仕事一筋の父親はきびしい体罰をふるった。少年が決められた家事の分担をしないことなどを母親から相談されると、少年をたたき起こして叱った。泣いて逃げる少年を追いかけて殴ったり、深夜外へ引きずり出して、公園を走らせたこともある。
手塩にかけて育て上げてきた一人娘を平然として手許から取り上げられ、不安焦燥に居たたまれない長い日々を送らされた挙句、無惨にも甲を殺害されるに至った両親らの被害者感情は、極めて厳しく、被告人らに対し、激しく厳罰を求めており、甲の父は、当審証言においても、被告人らに対する原判決の科刑は余りにも軽すぎてるとして、強い不信感と不満の情を切々と吐露している
この事件は、限りなく死刑に近いとはいえ、現在の日本で死刑判決が出る可能性はない。成人が死刑になるのは、犠牲者の数が2人以上で、強盗や強姦などがあって悪質、計画的で反省が不十分、等々の基準を満たす場合だ。本件殺人以外にも様々な犯罪を行っているが、犠牲者の数や年齢を考えると死刑判決は不可能だ。アメリカで全死刑の1/3を執行しているテキサス州でも少年A以外は死刑にできないだろう。
日本では年間5-10件程度の死刑判決しか出ない上、執行まで極めて長い時間がかかる。これは死刑を維持しながら死刑廃止論を考慮した結果だが、数を限定したり、冤罪を防止するために判決から執行まで長い時間をかけるのは、必要不可欠だ。
西欧を中心に死刑廃止の潮流は盛り上がりつつあるが、日本では過半数の国民が死刑に賛成している。ただ、死刑の是非にかかわらず、無期懲役と死刑の間があまりに広すぎることは、早急に解決すべき問題だろう。現在、無期懲役の場合、理論的には10年から出獄が可能で、平均が17年程度となっている。

 

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